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字のない葉書

皆さま、こんにちは。

コロナウイルスの感染拡大が続いており、外出が以前のようにはできませんが、いかがお過ごしでしょうか。

私は、最近、本を読む機会が減っていたので、これを機会に読書をしました。
と言っても、普通の小説を読み始めると、他のことそっちのけで読んでしまい、そんな時間はなかなかとれないため、短編の文庫本を読むことにしました。

選んだのは、向田邦子さんの短編随筆で、収録されている中に「字のない葉書」がありました。この短編、昔、教科書に載っていて、とても印象に残っていたのですが、大人になってから読むと、子供の頃に読んだのとはまた違った気持ちで読むことができ、涙が出ました。
調べてみると、中学校2年生の教科書だったようですが、もっと小さい時に読んだような感覚でしたので、驚きました。私が幼かったのかもしれません。今は、「父」の気持ちがより実感できるようになったのだと思います
向田邦子さんは、幼少期を鹿児島で過ごしたこともあるので、鹿児島の話しもよく出てきて楽しく読めました。

今度は、短編小説をちょこちょこ読んでいます。
短編の文庫本は、すきま時間で読むことができるのでいいですね⭐

福元